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精進ケ滝(九段の滝)

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 精進ケ滝(九段の滝)直下 
2023,5,20

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 9時過ぎに、精進ケ滝駐車場に着く。トイレもありました。マイナーなのか、あまり人がいません。精進ケ滝の展望台まで1時間もかからないので、もっと、みんな遅く来るのかなあ。ヒルがいるというので、気を付けて歩こうと思いました。どうしようもないか。



 9時23分 駐車場の隣にある精進ケ滝橋を渡ります。少しずつ人が増えてきました。天気は薄曇り。とりあえず景色は良く見えるので良しとしましょう。このつり橋はあまり怖くはありませんでした。さあ、出発です。距離もないのでゆっくり楽しみましょう。




 9時33分 フォッサマグナの露頭が現れる。日本列島を縦にニ分するフォッサマグナの西縁を堺する糸魚川静岡構造線の大断層がこの路頭になります。右側の地蔵ケ岳・甲斐駒ヶ岳をつくる白色の花崗岩類が左側の第三期層の黒色砂岩泥岩層の上に逆断層としてのし上がっています。



 9時45分 一の滝(魚止めの滝)が現れる。右側の梯子を登り、正面に見える橋を渡ります。正面の橋の下の滝が、一の滝(魚止めの滝)です。正面の橋の奥に見える滝が、二の滝(初見の滝)になります。ここから登り始めます。



 9時50分 三の滝(見返りの滝) 更に、5分程登ると三の滝が現れました。沢の流れが気持ちがいいです。イラクサなどの山菜もちらほらと見られます。イラクサとサバの水煮の缶詰で味噌汁を作ると最高です。帰りに持ち帰ろうかな。



 9時52分 橋を渡ってすぐ、三つ児石が現れました。三つ児石もよく見ると、花崗岩の中に黒い石が見られます。花崗岩ができるときに周りの岩石を取り込んでいるのです。捕獲岩と言われています。あとで見られるおにぎり岩はまさにそれです。



 9時54分 登ることすぐ「おにぎり岩」が現れます。先ほど説明したように花崗岩の中に捕獲岩が見事に見られます。花崗岩のマグマが固まるときに周りの岩石を取り込んでいるのです。泥岩ぽいですね。見事な捕獲岩の模様、見とれてしまいます。



 一旦、河原に降りて、しばらく歩きます。そうすると先に梯子が見えてきます。北精進ケ滝への道がその橋の左側を進んでいきます。次回は北精進ケ滝に挑戦したいと思います。あともう少しで展望台に着くでしょう。



 10時4分 定員3名という看板が出てきた。そんなに軟なつくりをしているのだろうか。総重量200kgまでと書いてある。「ちょっと 200kgじゃ すぐダメになるじゃん」と言いながら、渡っていく。ここを登らず、左に行くと北精進ケ滝直下に向かうことができます。



 橋の左奥には、巨大な夫婦岩が見られる。今日は、人が少ないので定員3名と言われても、心配なく渡ることができた。あと少しで展望台です。頑張ろう。天気も何とか持ちそうなので良かったです。今のところ熊もいないみたい。



 何本もの木が、大きな岩を支えています?様々な里山でこういう景色が見られます。どんな言い伝えがあって、みんなやっているのか分かりません。誰か教えてください。山にあるケルンもそうですね。みんな石を積んでいきますよね。



 10時10分 前方に精進ケ滝が見られる展望台に着きました。一応、ここがトレッキングコースの終点ですが、私たちは、さらに登って精進ケ滝(九段の滝)直下に向かいます。展望台の手前に下るところがありますが、私たちは、黄色い進入禁止の左側から下に道が続いているので、そこから降りました。



 10時40分 精進ケ滝(九段の滝)直下にたどり着きました。一か所、渡渉する箇所があり、長靴を持ってくればよかったです。まあ、車には替えの靴を持ってきてあるのでいいか。素晴らし景色です。直下まで来ることは、何とも言えないですね。



 素晴らしい滝巡りになりました。しばらく、ボケーっと滝の音を聞いていました。今回は、精進ケ滝(九段の滝)直下でしたが、次は、北精進ケ滝直下に挑戦してみたいと思います。ただ、道なき道を行くので心配です。

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