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丁須の頭
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9時ちょっと前に、旧国民宿舎裏妙義に着く。今日は、天気も良く。気持ちのいい山行になりそうです。ただ、鎖場の連続なので、怪我をしないように、慎重に登るように気を付けたいと思います。駐車場には、車が沢山ありました。みんな既に登り始めているようです。ちょっと遅かったかも。 9時10分 駐車場下の林道を進みます。旧国民宿舎裏妙義の脇からも道に出ることができるたのですが、駐車場から少し戻り、標に従って進みます。籠沢コースの登山口まで数分で着きます。一応、セルフビレーの道具は持っていきます。 9時12分 「丁須の頭」籠沢コース登山口 始めは、緩やかな登りが続きます。道はしっかりとしていて迷いません。今日は、一日天気も持ちそうなので、慌てず、ゆっくりと慎重に進みます。書くのを忘れましたが、登山届も旧国民宿舎裏妙義に提出してきました。 9時55分 最初の鎖場がありましたが、ここは、特に問題なく通過することができました。これから、どんどんと鎖場が出てくると思うと、不安になります。大きな岩ですが、足場はしっかりとしているので、心配する程ではありません。 10時8分 木戸付近通過 ここの鎖場も心配することはありませんでした。ただ、すれちがった人が、丁須の頭あたりは、風が強かったと教えてくれました。少し心配になりました。丁須の頭を登るときに風が強いといやだなあと思いました。しかし、行くしかありません。 10時9分 鎖場が続く この鎖場が足場が悪く、頑張って登りました。登ってしまえばなんというこありませんでした。今日は、せめて丁須の肩までは登りたいと思っていました。セルフビレーの準備はしてきましたが、素人なので不安です。 11時33分 ここを登り切れば、尾根に出る。青い空が、近づいてきました。もう少しです。急登も終わりです。どんな世界が待っているのでしょうか。不安と期待が混ざった複雑な気持ちになりました。さあ、気合を入れて頑張ります。 11時42分 ❌印の向こうは、崖。ちょっと疲れたせいか、怖さいっぱいで、景色を見る余裕がありません。いつも、山に登り始めた時が、不安に襲われ怖くなります。足がふらふらすると余計に怖さに襲われます。慣れるまで、時間がかかります。どうすればいいのでしょう。 11時49分 垂直の鎖と、水平の鎖。ここを登り切れば、丁須の頭まであと少しです。後から来た人が、抜いていきます。ここでビビっては、目的を達成できません。戻るのも怖い。行くしかありません。これから先、どうなることでしょう。 11時8分 丁須の頭に着いた。不思議とここでは怖さがありません。丁須の肩までは、セルフビレーも必要なさそうです。さあ、どんどんと登りましょう。ここまで来たので、登らないわけがありません。後悔してはいけません。 丁巣の肩まで登ってみた。肩まで登って、体の向きを変えるときがとても怖かった。私は、高所が苦手。鎖を頼りに登るときは、怖さがなかったけど、上で立つ時がとても怖かった。降りるときも、体制を変えるので、怖くなった。 中間峰に人がいる。肩から遠くを見ると、岩の上にいる人がいる。帰りの寄っていこうかなと思ったのですが、やめました。落ちたら死んでしまう。慎重に丁須の肩から降り、20mの鎖場下りのチムニーに向けて進むことにしました。 12時24分 チムニー(垂直20m鎖場下り) チムニーの出だしは、下が見えないけど、足場がしっかりとかかるので、慎重に下ります。上の方が、体が岩の間に入るので安心感があります。下のほうが足場がなく、ずりずりと滑り落ちないように慎重に降りました。 13時8分 赤岩 しばらく尾根道を歩いていると、赤岩の標がありました。そこから岩場を下っていくのですが、一人引き返してくる人がいて、「この先の桟道が崩れていて、危ないので戻ってきた」と言って、丁須の頭の方へ戻っていきました。もともと、その桟道は、半分崩れてないので、鎖を頼りに進む場所です。 13時15分 赤岩からの下り この下りは、足場が削ってあり、降りやすかったです。そんなに難しい下りではありません。10mくらい降りるだけです。ここも慎重にゆっくりと降りました。すこしずつ腕が筋肉痛になってきました。 13時27分 桟道が崩れている。先ほど戻ってきた人は、この桟道を見て、崩れていると思い、危険と考えて戻ってきたのです。ここは、鎖を頼りに渡るところです。足場はしっかりしているので怖くはありませんでした。楽しかったです。 13時50分 烏帽子岩に着きました。この時点では、難所も終わりほっとしています。記念撮影をしながら休憩しました。振り返ると大きな烏帽子岩がそびえています。さあ、下山します。最後まで気を抜かず歩きます。 御嶽山が見える。景色も最高。烏帽子岩の横から、御嶽山が綺麗に見えています。いつか、御嶽山も登ってみたいです。規制が緩やかになってきたので、ぜひ行ってみたいです。今回の山行は、緊張感の連続でした。 振り返ると、先ほど登った丁須の頭 あんなところに登ったんだと、自分でも満足感でいっぱいです。達成感もあります。これからも、いろいろと挑戦していきたいと思います。この頃、よく足がつるので、対応を考えながら、まだ、山には登りたいです。 |
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