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早春の山菜と言えば、ナズナですね。田んぼや畑の雪が溶けて土が見え始めると、ナズナが出てきます。ナズナのいい香りがしますね。
それを取ってきて、根の部分を切り落とし、さっと茹でるとできあがりですね。水洗いをして、軽く絞って、鰹節をかけ、醤油もかけて食べると格別ですね。
春の香りが漂いますね。ナズナはあまり間違えませんが、タンポポなどが混ざって |
も、お腹こわすわけではありませんので、心配いりませんよ。
次はですね、時期的にフキノトウが食べられますね。よく田んぼの土手だとか、道を切り開いた土手などによくありますね。これは、採ってきて天ぷらですね。少しくらい花が咲いていても、食べることが出来ます。また、ふき味噌も美味しいですね。香りがいいですね。よく売っていますよね。ただ、雄花は、黄色くて花粉がすごいので、花が咲いてしまうと売り物にはなりません。雌花は花が咲いても大丈夫です。 |
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フキノトウは、細かく刻んで、油で炒めて、味噌と砂糖と酒を入れて絡めます。調味料は味を見ながら、お好みに合わせながら、足してください。ご飯と一緒に食べると最高ですよ。
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次はツクシです。ツクシの頭は、胞子が飛ぶ所なんですが、そこは苦いんですね。苦みが好きな人は、気にせずそのまま料理に使えばいいですが、苦みが苦手な人は、ツクシの頭を取ってしまってください。そして、塩湯でしてあくを取り、料理に使います。一つ目はツクシの炊き込みご飯です。下処理したツクシを米と一緒に炊きます。味付けは、普通の炊き込みご飯と同じで醤油、だし、砂糖少々を加え炊くと美味しいツクシの |
炊き込みご飯が出来ます。味付けが似てな人は、炊き込みご飯の元が売っていますので、それと混ぜてご飯を炊いても簡単に出来て美味しいです。ツクシの炒め煮も美味しいですよ。同じように下処理をしたツクシを、フライパンで油を入れて炒めます、しんなりしてきたら醤油砂糖、酒で味を調えできあがりです。これはご飯のおかずになりますよ。
よもぎ団子も美味しいですよ、団子は米の粉を熱湯で混ぜて練ります。練ったものを蒸かすと、団子の元が出来ます。よもぎは、水洗いをして、さっと茹でます。みじん切りにして、団子の元と一緒に、すりこぎで混ぜます。周りにあんこをつけて食べてもいいし、中にあんこを入れてまんじゅうにして食べても美味しいです。 |
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次はニセアカシアの花の天ぷらです。これも美味しいですよ。少しわかめの花が開ききっていないものを採ってきます。そして天ぷらにします。あっさりとした味わいです。タラノメも同じで、天ぷらが美味しいですね。天ぷらはからっと揚げるのがこつです。低温でべちゃべちゃになるとせっかくの新鮮な山菜もまずくなってしまいます。コシアブラは、天ぷらはもちろん美味しいのですが、酢味噌 |
あえもいいですね。さっと茹でて酢味噌をつけて食べます。美味ですよ。ちょっとあくがあるかなという感じです。 コゴミは、さっと茹でておひたしにして食べるのが一番美味しいかなあと思います。 ワラビは、あく抜きをしないといけません、灰や重曹どを使ってあく抜きをしてからおひたしにしてください。美味しいですよ。 それから、河原の土手によくくずがありますよね。実はその若い芽も美味しいんですよ。これも天ぷらです。さっぱりしていてあくもなくいい味を出していますよ。秋になり葉が落ちたら、その茎を採ってきて藤工芸と同じことが出来ます。籠を編んだりいろんな作品
が出来ます。試してみてください。
それから、イラクサはご存じですか、茎にとげが生えていて、軍手をして採らないと手が痛くなります。イラクサも美味しいですよ。これは、採ってきたイラクサを洗い、茎を使います。茎を3・4センチくらいに切りそろえ、味噌汁の具にしてしまうのです。そこに、缶詰のサバの水煮がありますので、一緒に加えて煮ると、美味しいイラクサとサバの水煮の味噌汁ができあがります。 |
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これは、私の大好物です。 まだまだ、たくさん山菜料理がありますが、私自身も試してみて、美味しいと思ったものをこのサイトで紹介していきたいと思います。
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