大町スキー場閉鎖!
大町スキー場が経営難に勝てず、2008年10月18日に閉鎖が決まった。大町市のスキー場で最も古い歴史を持つ大町スキー場(大町市)が、経営難を理由に今季の営業をせず閉鎖されてしまいました。運営会社の大町リゾートは、9月30日付で市にゲレンデの土地25ヘクタールを返還しているそうです。老舗スキー場の閉鎖は、県内スキー場の厳しい経営実態をあらわになりました。大町スキー場は、1927年に「中山スキー場」として開業し、昭和30−40年代にかけては年間7万−8万人が訪れていたといいます。
しかし、周辺の大型スキー場に客足を奪われ、暖冬による営業日数の短縮やスキー離れが拍車を掛け、利用者が減少してしまった。3つあったゲレンデを1つに縮小し、ファミリー向けのスキー場として運営を継続してきたが、昨年度の利用者は1万人にとどまったそうです。
同社の小林義典社長(81)は「赤字経営が続き、自分も高齢になった。後継者も見つからず、これ以上続けるのは難しい」と話しているそうです。現存のリフト2基は2010年までに撤去するそうです。市は跡利用について検討していないが、同スキー場周辺の民宿経営者らが、特定非営利活動法人(NPO法人)を発足させて有効活用を図ろうとする動きが出ていているそうです。<スキー場情報ネットさんより引用> |